おちゃのじかんにきたとら

ストーリーは知らないけど聞き覚えはある。そんな本だった「おちゃのじかんにきたとら」だけど、子どもに絵本の読み聞かせで読んでるうちにだんだん好きになってきた。

とらは迷惑なくらいたくさん食べる。お礼は言うけど見返りはくれない。でも迎え入れた家族はそれでいいとしていてやさしい。また迎え入れる準備さえしてくれる。

底なしの人のやさしさと、とらの不気味な雰囲気が記憶に残る一冊。

人生で絵本との接点は3つという。自分が子どものとき、子どもに絵本を読み聞かせるとき、老後を迎えたときらしい。

絵本は子どもの読み物と思ってたけどそうでもない。

大人になったいま読んで感じることがある。